作成する前に準備するもの
パソコンはいるの？作成ソフトは？

結婚式の演出で欠かすことのできないウェディングムービー。その中でもプロフィールムービーは、二人のことを知ってもらうためのムービーです。
そのため、こだわりを強く持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

このページでは、そんな方のためにプロフィールムービーの作り方を簡単に説明してます。
ご参考になりましたら幸いです。

そもそも、プロフィールムービーって何？

新郎と新婦の生まれた瞬間から二人が出会い結婚するまでの馴れ初めをゲストの皆様に紹介する、上映時間5〜7分程度のムービーのことです。

ご両親や身内には、幼い時の思い出や感謝の気持ちを。ご友人には、これまで共に過ごしたエピソードに感謝を交えて。
会社の同僚など社会人になってから出会った方には、二人のこれまで歩んできた月日の紹介を。

思いのこもったメッセージを伝えられる演出、それがムービーの魅力です。

準備するもの

パソコン ムービー編集ソフト(またはアプリ)

最新機種の携帯はカメラ機能やアプリのクオリティも高くなりできることが増え、簡単なムービー編集であれば携帯だけでも作成はできますが、「披露宴で流す」ことを考えたムービー編集についてはまだまだパソコンの力がないと難しい部分が大きいです。

音楽 写真 コメント

プロフィールムービーの作成に必要な素材です。初めてムービーを作る方にとっては何から準備していけばいいか分からないと思います。

式の進行もありますので、まずはムービーの総分数を決めるため音楽を選びます。

1曲か複数の曲を使用するのか、選曲で写真の枚数も変わってくるため、一番に音楽を決めておくと準備がやりやすくなります。

プロフィールムービーは5分、長くても8分程度までに収めるようにします。複数の曲を使用される方は、途中でフェードアウトさせたりして分数を調整しましょう。
最近では無料のBGMを配布しているサイトも多くあるので色々探してみるのも良いですね。

〈著作権申請に関して、弊社では著作権(ISUM)申請代行を1曲/3,500円(税別) から承っております。ご希望の方はお問い合わせください。〉

写真の選び方

冒頭ムービー(日付や名前) 新郎プロフィール 新婦プロフィール 2人の出会い〜現在まで

となります。

新郎プロフィールムービー・新婦プロフィールムービーは幼少〜現在へと成長が分かるように選んでいきます。
七五三や卒業式など行事ごとで集めると時系列がわかりやすいです。

2人の出会い〜現在までは
2人の馴れ初め、結婚に至るまでのエピソードを選んでいきます。結納や入籍、前撮りのお写真を入れられる方も多いです。

新郎・新婦のどちらかの写真がかなり少なく偏りがある場合は、お二人の写真を増やされて全体的に枚数を揃えるようにするとバランスが取れます。

よくある失敗

写真選びによくある失敗は、写真を多く選びすぎてしまうことです。
多く選ぶことにより1枚辺りの表示時間が短くなってしまいコメントが読みきれなかったり、ムービーの全体の長さが増えてしまいます。
また写真の枚数を減らそうとコラージュ写真を使用するのも、画面に対して情報量が多くなり見ている側には少し見えづらいと感じてしまうかも。

写真枚数の決め方と音楽の関わり

楽曲の分数で適切な写真枚数が絞れます。「写真を見てコメントを読む秒数」は1枚辺り6秒の表示が読みやすい適切な表示時間となります。

理想的な6秒表示にするための計算

写真の枚数を計算する基準として、
1分＝60秒＝10枚で【60秒÷10枚＝6秒】の表示になることが分かります。

例えば、1番の始まり〜2番の始まりまでが1分26秒の場合。
1分26秒＝86秒＝14枚　(86秒÷6秒＝14.3枚※小数点以下は切り捨て)
このパートは14枚の写真を用意すればきれいに収まると分かります

次にそれぞれのパートは何枚で用意すればいいか考えていきます。
歌には切り替わりの良い箇所が幾つかあると思うので4つに区切ってみましょう。

歌い出し 1番始まり 2番始まり 間奏 (またはラスト大サビ)

区切る目安としてはこのように挙げられると思います。秒数を計算していきます。

例えば1番始まりから2番始まりが1分26秒とし、ここを新郎様パートとする。
1分26秒＝86秒＝14枚　(86秒÷6秒＝14.3枚※小数点以下は切り捨て)
新郎パートは14枚用意すればきれいに収まると分かります。

それぞれのパートごとでうまく切り替わるように写真を表示するとクオリティが高いと思わせるムービーに仕上げることができます。

〈良い例〉

1分26秒に対して14枚用意した場合。
1分26秒＝86秒＝14枚　(86秒÷14枚＝6.14秒)

1枚辺り6秒の表示になります。

〈良くない例〉

1分26秒に対して24枚用意した場合。
1分26秒＝86秒＝24枚　(86秒÷24枚＝3.58秒)

1枚辺り3秒の表示になります。

写真と写真の間に効果を入れる

写真と写真の切り替わりの間にフェードイン・フェードアウトの効果を入れることで、テンポが良くなり見やすくなります。
フェードイン・フェードアウトの効果とは、写真と写真の切り替わりの際に、徐々に映像が消えて徐々に映像が見えている状態に移り変わることを言います。

効果がない場合、写真を流していてパッパッと次の写真に切り替わってしまうため、急な展開に目が疲れてしまいます。
このように、ひと手間加えるだけで格段に見やすいムービーになります。

コメントを入れる

それぞれの写真にコメントを入れていきます。
コメントは簡潔にまとめ、最大でも40文字内で収めると表示時間内で読み切れる長さになります。
(※コメントを長く載せられたい方は写真の表示時間を長めに設定されると良いです。)

完成したムービーをDVDに焼く

DVDを焼くには、DVD書き込み用ドライブとDVD書き込み専用のソフトウェア、そして空のDVDディスクを用意します。

パソコンに書き込み用ドライブが搭載されていない場合は別で購入する必要があります。

パソコンがなかったり、DVDに焼く方法がわからない場合は、京都エタニティにご依頼いただければDVD 1,000円(1枚/税別)、送料900円(税別)、代引き手数料300円(税別)で、いただいたデータをDVDにしてお送りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

自作ムービーのメリット

式場や業者に頼むより費用が抑えられる オリジナルの映像が作れ、凝ったムービーになる 準備する期間も思い出になったり思い入れの深いムービーになる

業者に頼む場合はどうしても枠が決まっていたり自分の思うようなムービーにならないこともありますが、その点、自作ムービーは自由に編集ができるので納得のいくムービーを作成することができます。
時間をかけることで結婚式に向け準備する期間も貴重な体験となります。

自作ムービーのデメリット

時間と手間がかかり思っていたクオリティにならない 式場の注意事項を理解して作成しなければいけない 著作権申請を式場に代行してもらうor代行してもらえる業者を探す必要がある ムービー以外にも結婚式の準備はあるので負担となる

自作でムービーを作り始めたはいいが、思っていたより時間がかかってしまったり、結婚式の直前になってパソコンが壊れたり不具合が起こることもあります。
過去にそういったお客様よりご相談を受けたこともございますためご注意ください。

自分でムービーを作るのは難しいと判断したなら、安くてクオリティの高いプロフィールムービーにお願いするのも方法の一つです。

プロフィールムービーを外注で依頼したい場合

京都エタニティではプロフィールムービーの他にオープニングムービー、エンドロールムービーと多くのムービーをご用意しています。

もちろん、自作されるムービーの参考にしていただいても構いません。
お好みのムービーを当日に流せるようお手伝いができれば幸いです。

最後に

いかがでしたでしょうか。
プロフィールムービーを作成するにあたり、準備するものや工程を簡単にご説明させていただきました。
ムービーが完成してDVDになるまでに、意外と時間がかかったり、気をつける点も多く大変に感じるかもしれません。
ですが、作る過程自体も思い出になりますし、思いのこもったムービーが出来上がる喜びもあります。
新郎・新婦様にとって特別なムービーになるよう、京都エタニティが協力させていただきます。